News平成29年12月7日 第10回かなめ交流会を開催しました。

「コンフリクトマネジメント」という言葉を聞いたことはありますか?

日本では全くと言って良いほど浸透していない概念ですが、海外では広く実践的に活用されています。
実に、全米上位1000社中、65%以上が「コンフリクトマネジメント」を導入し、生産性の向上、組織内のコミュニケーションの活性化を達成しています。
「コンフリクトマネジメント」とは簡単に説明すると、企業の戦略実行を遅らせ、ときには阻んでしまう意見の対立・すれ違いなどのコミュニケーショントラブル、日々の活動の中で起こる様々な対立や葛藤を「協調的に」解消するマネジメント手法です。
当事者が話し合い、お互いの満足できる解決策を協調的に模索していく手法と言い換えることも可能でしょう。

講師の鈴木豪氏は、国連でインターンを経験した後、カナダ最大の国際NGOに所属し、コンフリクト・マネジメントの手法を活かし、コンケン大学の地域経済活性化センターの立ち上げのためタイに赴任。タイ全国のNGOを支援するために外資系企業からの資金調達を担当。様々な価値観がぶつかり合うグローバルな環境で組織作りに寄与してきた実績の持ち主です。今回のかなめ交流会は、日本でコンフリクトマネジメントの実践的な話を聴ける機会は非常に貴重な会となりました。
実に多様な経験をされていた鈴木豪氏のプロフィールも以下に掲載しますので是非ご覧下さい。

<講師プロフィール>
鈴木 豪(GO)
株式会社 Ungap 代表取締役

京都大学に入学後、3回生の時にカナダに渡り、カナダのウィニペグ大学に入学。この時、組織で発生する不満・摩擦・対立など、人の間のネガティブな問題を、組織の成長につなげようと積極的に生かす手法であるコンフリクト・メネジメントに出会う。言葉のハンデを乗り越え、4年の学士プログラムを首席かつ、わずか3年で卒業。これらの成績に対して、カナダの国王にあたるカナダ総督よりメダルを授与される。その後、オタワ大学大学院経済学部にて修士号を取得。国連でインターンを経験した後、カナダ最大のNGOに所属し、地域経済活性化センターの立上げのためタイに赴任。タイ全国のNGOを支援するために外資系企業から資金調達を担当。帰国後、コンフリクト・マネジメントが、現在の日本企業に不可欠と実感。普及することに尽力中。米国で高い評価を受けている米ノートルダム大学のビジネススクールによるコンフリクト・マネジメント・プログラム修了。英検1級。TOEIC 990点満点。

現在、「ヒト、モノ、カネを効率的に活用する」ことを総合的に学ぶ「Roi Seminar」の講師も務める。
http://roisemi.jp/#about

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