STUDY GROUPヒヤリハット研究会とは?
気付きの共有で良い組織を創り出す
ヒヤリハット活動とは、日々の気づきを共有することで大きな事故を防こうという考え方です。
「かなめねっと」を通じて、日本全国の介護事業所から寄せられる法律相談から多くの「気づき」を有している我々弁護士法人かなめは、志の高い介護事業所の方々と経験を「共有」し、一つでも紛争を防止する責務を負っていると考えています。
そこで、介護事業所の方々と共に、実際に生じた事例、裁判例を元にゼミ形式で勉強する機会を設けることにしました。名付けて「ヒヤリハット研究会」です。
「気づき」を参加者で共有し、皆様の現場に是非フィードバックして下さい。それがより良い組織作りに繋がると信じています。
さぁ、一緒に皆で勉強しましょう!
- 「ヒヤリハット研究会」は令和元年12月20日に商標登録しております(登録第6207628号)
- 現在、ヒヤリハット研究会は介護事業所向けに実施しており、幼保事業向けには開催しておりません。幼保事業向け勉強会は乞うご期待下さい!
Participate参加資格
- 月額顧問サービス『かなめねっと』のご契約を頂戴している企業様のみ
- ※ご契約企業様以外はご参加できません。
Information第4回ヒヤリハット研究会のお知らせ
今回のゼミでは、介護施設の居室内で発生した転倒事故について、法人の安全配慮義務違反が争われた大阪地方裁判所平成29年2月2日の裁判例を分析し、「事故防止に関して介護施設はどこまで対策することを求められるのか」を実践的に学んでいきたいと思います。
今回のゼミの最大の目的は、「事故防止として求められる対策は、果たして本当に実現できるのか、その対策を講じたことで本当に事故を防止できるのか」を現場目線で探求することです。
弁護士の視点から裁判例を分析していると、「裁判所は法人に事故防止の義務を怠ったと言うけれど、果たして、やるべき事故防止措置の内容を実践しても本当に今回の事故は防げたのだろうか?現実離れしていないだろうか?」と感じることが多いのです。
介護現場に無理難題を押し付けてしまうと、現場が事故発生を恐れるがあまり、生活の場の延長である「介護現場」が、事故が生じないように極めて身体拘束に近い劣悪な生活環境になってしまうのではないかと危惧しています。
事故防止のために現場ではどのような対策を講じているのか、令和3年介護報酬改定で推し進められるICT化と事故防止の観点、より適切な事故防止の方法とは何なのか、を皆様とディスカッションしたいと思います。
奮ってご参加下さい!
以下の事業所にお勧めの研修です。
- 医師との連携と介護事故裁判が
どのようにリンクしているのかを知りたい - どこまで救護措置を講じれば
敗訴リスクを軽減できるのかを知りたい - 介護事故発生後、利用者やご家族に
「謝罪」をしても良いか知りたい - 求められるべき「医介連携」とは何かを知りたい
- オンラインドクターと具体的に
どのような連携が図れるのか事例で学びたい