News介護特化型専門士業4者による合同セミナーを開催しました。

2019年11月14日(木)、エス・エム・エス株式会社さん主催で介護特化型専門士業4者による合同セミナーを開催しました。
全4部構成で、各士業が30分ずつ話すという初の試み。普段1時間30分から2時間で話す内容を30分でまとめるのは至難の業でしたが、30分でしっかりと内容を伝えることができたというのが新たな発見でした。

第一部は、社会保険労務士法人ベストパートナーズの米田憲司先生による労務管理セミナー。プロセスを重視した労務管理の重要性と使用者が実践すべき内容についてポイントを絞り解説されました。最近の労働裁判は、プロセス重視型に大きくシフトしてきていますが、その傾向に沿った内容で非常に勉強になりました。もっと多くの経営者に聞いてもらいたい内容でした。何よりトーク術が素晴らしかったです。同じくマイクを握る人間として、盗みたい箇所が多くありました

第二部は、私のハードクレーム対応セミナーでした。相変わらずこのテーマは関心が高いですね。今後もブラッシュアップして発信し続けます。

第三部は、司法書士法人おおさか法務の坂西涼先生による後見セミナー。このテーマでお話をされる先生は大勢いますが、実績で坂西先生を上回る先生はいないのではないでしょうか?特にすごいと思うのは、個人ではなく組織で後見業務に当たっておられることです。サポート実績としては300人を超えており、成年後見業務をしたことのある専門士業からすると驚異的な数字だということがわかるはずです。「餅や餅屋」という言葉があるとおり、後見業務についてはおおさか法務さんに一任したいという気持ちになりました。

第四部は、日本クレアス税理士法人の大藪直史先生による実地指導対策セミナー。介護事業所にとって恐怖心のある実地指導につき、経験豊富な実務経験を踏まえてポイントを解説して下さいました。「実地指導へは日頃の備えが何よりも大切」という前提のもと、日頃から介護事業の運営面に関してもコンサルティングを手掛ける大藪先生の存在は、この業界では稀有の存在ではないでしょうか。

また、主催者のエス・エム・エスさんも交え、パネルディスカッションも開催し、非常に盛り上がりました。米田先生の提案により早押し形式を導入しました。パネラーの我々がとても楽しかったです!講師陣が楽しそうであり前向きな姿勢を見せることが実は一番大切なことなのかもしれません。

いつも主催をして下さるエス・エム・エスさん、いつも本当にありがとうございます!

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